かんぽ生命 4月から学資保険を改定 死亡保障を抑え、保険料を低く
1月24日、かんぽ生命(名称:株式会社かんぽ生命 取締役兼代表執行役社長:石井雅実)は、金融庁長官・総務大臣より学資保険の改定に係る認可を受けたことを発表した。
改定後の学資保険は、2014年4月2日より販売を開始される予定。また今回の改定にあわせて現行の学資保険は取扱い停止になる。
http://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/press/2014/abt_prs_id000699.html
かんぽ生命は、現在、学資保険「新学資保険」と、それに育英年金保障を追加した育英年金付学資保険である「新育英学資」を販売している。現行の学資保険では死亡保険金額が経過期間にかかわらず定額になっているが、改定後は経過期間に応じた既払込保険料相当額と変更される。また現行制度の倍額保障制度や育英年金付の保障をなくす見込み。
こうした改定により死亡保障を現在よりも抑えることで、現在の商品よりも保険料を安くする。
かんぽ生命は保険料を低価格化させた商品に改定することで、「教育資金の確保」という学資保険のニーズに応えたいとしている。